江戸町火消「納札札」の屏風

江戸時代、享保4年(1719年)(298年前)徳川幕府八代将軍吉宗公の時代、時の町奉行大岡越前守忠相公の唱導で「いろは四十八組」の町火消が江戸御府内に指定され、さらに翌年、 本所・深川に南・北・中の十六組が生まれた。

 

現在、一般社団法人 江戸消防記念会の組織は、東京都の23区(江戸川・葛飾を除く)を江戸町火消に倣った旧6地区と、昭和23年以降に加入した5地区の計11地区に地域割りし、これを「区」と呼んでいる。

また区の下に「組」を設け、これを番組と称しており、その総数は87組。

そして、各組には独自の纒が1本ずつ配置され、その纒を中心に組織的な活動を行っている。

 

東京消防庁出初式等に向けての稽古は区ごとでそれぞれの指導者が。

私の所の第四区は神田明神、湯島天神、護国寺が含まれる。

 

昨日、地元第四区二番組(元 江戸町火消六番組な組)の高柳組頭(第四区総代)が貴重なものをご本堂へ、、

 

二つ折り(二曲)の屏風だった。

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お聞きすると高柳組頭(総代)の先々代様が戦前に納札睦で蒐集した納札札(のうさつふだ)を先代様が屏風に表装なさったと。

是非、奉安してある纏(まとい)と共にお飾り頂きたいと、、有難いお申し出。

いろは四十八組と本所・深川方面の十六組の納札札64枚が貼られている。

 

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いろは順に、、

 

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木版の札だがよくぞこんな細かい字を、、そして纏の図柄も繊細、、、

当時の関係者のお名前等も各札に、

 

半纏の柄は各組独自の総形半纏。

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総形半纏は役半纏の下に重ね着する時もある。

 

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いろは四十八組では「へ」「ひ」「ら」「ん」はご法度で百・千・萬・本が割り当てられている。

 

納札札はそれほど刷られてなく全部が揃っているのは大変貴重とお聞きした。

有難いことだ。

 

 

過去に「世界ふしぎ発見」で取材があった時のブログをペースト。

 

地元 江戸町火消し「六番組」 「元六番組」「元六睦」 月例会

  • 2014.07.06 Sunday
本日は午前10時過ぎから江戸町火消し「六番組」であった「元六番組」「元六睦」の月例会。
毎月、所属の頭取中(組頭・副組頭・小頭) が集まる。
「六番組」にちなみ毎月六の日に例会が開かれる。

江戸時代の町火消しの組織「いろは四十八組、本所深川十六組」は明治時代になり近代消防に移行したことに伴い火消しの文化・伝統等を継承する為に江戸消防記念会として組織された。
現在の「一般社団法人 江戸消防記念会」

「いろは四十八組」と言っても実際には使わない文字も有った。

以前、澤蔵司稲荷本堂で撮影され「世界ふしぎ発見」でもクイズとして放映された。
世界ふしぎ発見
その時の「世界ふしぎ発見」のブログ
http://blog.takuzousuinari.com/?day=20120122

小石川の地元は現在、第四区で二番組だが江戸時代には六番組「な組」として町火消しを担っていた。
その江戸時代の「六番組」はその組織を継承するために現在でも「元六番組」「元六睦」として現在の江戸消防記念会第四区とは所属がダブる組とダブらない組もあるが受け継がれている。

「六」にちなみ毎月6日に例会が澤蔵司稲荷書院で行われている。
元六睦
開式・閉式の時は一本締め。
一ヶ月間の様々な報告がされる。
来月は目黒・祐天寺での法要参列の為にお休み。

澤蔵司稲荷本堂には地元「な組」、現在の江戸消防記念会第四区二番組の「纏」(まとい)が奉安されている。
勿論、二番組組頭宅には玄関に組の纏が丁寧に祀られている。

この纏は「な組」(現・二番組)組頭、高柳家の纏。
纏
ご縁があり迎えられている。
長押の額は火事場へ向かう「な組」の「鳶群参図」
お分かり難いかも知れないが図の纏の馬簾(ばれん)には四本線が入っていない。
お預かりしている纏の陀志(だし)(頭のデザイン)部分の「二」と馬簾の四本線は明治になってからのデザイン。
四本線は第四区、二は二番組を顕し現在の東京消防庁の新年出初め式では各区・各組はこの様式で出陣。

陀志のデザインは江戸時代から変わらないが明治になってからはこのようになり所属組は一目瞭然に、、
江戸時代は陀志のデザインだけしか識別の方法は無かった。

澤蔵司稲荷の纏を安置してある脇陣には第四区が御奉納した木遣り不動尊も奉安して有る。

2010年10月10日不動尊奉安お練りのブログ
  
http://blog.takuzousuinari.com/?day=20101010

2011年10月10日のブログ 
  
http://blog.takuzousuinari.com/?day=20111010

第四区は4月と11月にそれぞれ十日間に亘り境内で梯子乗りの稽古、本堂・書院では木遣りの稽古が行われている。
稽古模様
  
http://blog.takuzousuinari.com/?day=20121120
  
 

東京地方にソメイヨシノの開花宣言?

昨日からの天気予報通り東京地方は朝から冷たい雨が、、、

 

昼のニュースを見ていたら靖国神社境内のソメイヨシノの標準木には花が咲き気象庁から東京地方の開花宣言が、、

 

慌てて境内に出て見上げたがソメイヨシノはまだ固い蕾だった。

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毎年の事だが境内のソメイヨシノは開花宣言より三日ほど遅く開花する。

靖国神社とはほんの数キロしか離れていないが、、、

個体差か?

確かに靖国神社の標準木はそれほど大きな木では無い。

境内のソメイヨシノは戦災にも遭わず樹齢100年超の木も数本、、

若干若いソメイヨシノも同様だった。

 

本年の春季例大祭は4月9日(日曜)なので開花が遅い方が嬉しい。

その他にも普賢像の八重桜や枝垂れ桜も有りソメイヨシノが散る頃から咲くので一ヶ月ほど楽しむ事が出来る。

 

五分咲き程度になったら例年通りライトアップ予定。

 

例年の事だが境内の桜は静かに愛でて頂きたいので宴会等はお断りしている。

ご了承を、、


彼岸お中日 その弐

私はお伝えしたように本日午後は傳通院の彼岸法要に出仕。

 

副住職(徒弟 愚息)は午後、同じ時間に私の友人が住職を務める芝・妙定院の彼岸法要のお説教に、、

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多くのお檀家様の前での説教席。

 

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まだ彼の説教席での話は聞いた事が無い。

大本山増上寺布教師は私と同じだが先月には正式に京都 浄土宗総本山 知恩院の布教師にも叙任された。

 

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控えの間。

 

お檀家様が感激をして納得のできる話をしたか、、、、

 

写真は副住職の模様を撮して頂いたものを拝借。

 

だんだん私の出番が減るか、、、、、

 


本日はお彼岸のお中日

本日は春分。
祝日法で春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされている。
もちろん本日は春のお彼岸の中日。
亡くなった大切な方やご先祖様に思いを巡らせるとともに、生きとし生けるものに感謝をし慈しみ心を向ける日でもある。
昨日、本日と穏やかな好天に東京地方は恵まれた。
午前中には江戸消防記念会第四区の総代を始め地元二番組(な組)の組頭がお詣りに、、
総代の菩提寺、地元の関係寺院も毎年恒例の参拝。
まずは本堂内の木遣不動尊へ
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境内のな組木遣塚へ
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先達を尊び忍ぶ木遣りの奉唱も、、
有りがたいご縁。
 澤蔵司稲荷  の本堂は真南を向いているので参道は南北。
お昼近かったので影はほぼ北向きに、、、
午後、傳通院の彼岸法要へ出仕(随喜)
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傳通院境内
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法要は午後3時からだが午後2時から日頃お付き合いを頂いている目黒・祐天寺住職の法話だったので午後1時頃には到着。
暫く控えの間でご住職とお話しをさせて頂いた。
午後2時からの法話
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祐天上人は傳通院の第十七世でもあるのでそのようなご縁のお話しも、、、
残念ながら午後3時からの法要のために衣・お袈裟を被着しなければならず最後までお聞きできなかった。
3時からの法要も無事厳修。
私は出仕の為に写真は撮れなかった、、
PS
法要後、お茶をご馳走になり書院から境内に出ると「跳ね馬」君もお詣りに、、、
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お彼岸

本年は本日が日曜日で明日は春分の日(彼岸中日)で3連休となった。

 

多忙でつい何曜日か忘れてしまう、、、

 

本日も穏やかなお天気で 澤蔵司稲荷  境内、慈眼院 墓所にもお詣りの方が多くお出でになっていた。

 

午前中に近所の法類寺院へ御先代や御寺族さまのお詣りに、、

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本堂前の杏(あんず)の花も見頃に、、

 

モクレンも、、

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多くのお檀家さまも御本尊様やお墓参りのあと境内に綺麗に咲いた花の下でお休みになられていた。

 

明日はお彼岸のお中日。

私は本坊・傳通院での彼岸法要に出仕(随喜)予定。


久しぶりに稲荷蕎麦萬盛へ

諸般の事情で稲荷蕎麦萬盛は今週の月曜日から昨日まで休業だった。

 

本日は自坊と兼務寺の合同での彼岸法要を厳修。

20日の彼岸中日は本坊 傳通院での彼岸法要に随喜(出仕)しなければならず副住職は説教席の依頼があるので本日に、

初めての試みだったが無事厳修。

 

午後の閉店間際に本日から再開の稲荷蕎麦萬盛へ、

1

暮れからの寒い時期は暖かい山菜蕎麦だったが今日は穏やかなお天気だったので久しぶりに天ざる、、

 

毎日、御奉納のお蕎麦は蕎麦巻き(寿司)にして頂いていたがこの一週間は手繰ってもいなかったので本当に久しぶりの感じで手繰らせて頂いた。

 

 

PS

平常は日曜・祭日はお休みだがお彼岸中は毎日営業との事。

お墓参りのお帰りには是非お立ち寄りください。

 

 

 

平成27年7月8日 朝日新聞

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再PS   20:25記

書斎で書類の整理をしていたら窓の外から拍子木の音が、、、

地元、表町町会有志の方々がいくつかのコースに別れて防犯パトロール。

この部屋で聞こえた時にはまだ横の道なので慌てなくても境内でお待ち受けできる。

4

町会によっては歳末の「火の用心」のパトロールがあるが通年に亘っては大変な事、、

春分の日までの連休なのにご苦労様でした!

 

 


写真で綴る「文の京」 歴史と文化のまち

先日、文京区(文京区アカデミー推進部)から区制70周年を記念して出版される「写真で綴る 文の京」を頒布前に御寄贈頂いた。

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A4 240ページで写真・図版680点を収蔵する立派なご本。

 

多忙で詳しくは拝見していないが写真も懐かしく貴重な執筆も、、、

 

3

 

スキャナーが不調でカメラで撮ったのでご堪忍を、、

青木玉先生のお譲さん青木奈緒さんの執筆と写真。

奈緒さんは幸田露伴先生のひ孫さん。

写真は先年、文京区の天然記念物になった「ムクノキ」の横に懐かしい幸田文先生のお姿が、、

昭和39年とある。

境内入口の歩道を掃除していると文先生もお掃除をされておりよく立ち話をさせていただいた。

青木玉先生も同様、、、、まったく同じことをなさっている。

 

戦後、現在の本堂奥にご神殿が落慶して遷座法要のお練りの写真も、

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昭和26年。

法要は私も記憶があるのでもう少し後だったような、、、

保存してある記録を確認予定。

 

貴重なご本を頂いた。  感謝


一人舞台、

先日、ご縁を頂いた関ジャニ∞の村上信五君の「If or・・・IX」の東京公演へ。

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既に9年目の公演と聞いていた。

 

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程よい広さのホールで、、、

一時間半ほどの全く一人舞台、、 これは体力勝負、、、

 

観客はほとんどが若いファンの女性で男性は数人、、

爺さんは私一人だった、、、、

舞台も楽しませてもらったがカーテンコール後のラストトークが最高だった。

しかし私には分からないフレーズも、、、、  歳、、、

 

一か月ほど前に初めてお会いした時も好青年、、

今後の活躍を祈念。


「新撰東京名所図会」を楽しむ

先日、地元の「文京ふるさと歴史館」から冊子が、、

 

2月11日から文京るさと歴史館では「絵でみる明治のぶんきょう」「新撰東京名所図会を楽しむ」が展示されている。

そのご案内状と26ページの冊子を頂いた。

 

冊子の表紙

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現在の文京区は戦前の小石川区と本郷区が併合された。

その「新撰東京名所図絵」では明治時代の両区の名所を紹介。

 

この冊子では19カ所の神社仏閣や名所が紹介されている。

 

自坊、慈眼院・ 澤蔵司稲荷  も、、

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自坊にもこの境内の図絵は残っている。

境内の鳥居の横では子供達が砂山で遊び参道には寿し・くず餅・汁粉や甘酒を売る屋台が、、

洋傘を持つ参拝の方か?

 

新撰東京名所図絵は当時の雑誌「風俗画報」の臨時増刊号で明治29年から駿河台の東陽堂から発刊された。

 

それほど古いものでは無いが当時の景観や風俗が描かれている。

 

確か本郷真砂町の「文京ふるさと歴史館」では今月20日頃までの展示か、、、

私もお邪魔する予定、


京都土産

副住職は昨日から京都へ。

 

本年一月下旬には新春行事で忙しい中、三泊で知恩院での冬安居(研修会)と布教師検定試験に出かけた。

お陰様で知恩院布教師検定試験にも合格した。

 

その為に浄土宗総本山知恩院での知恩院布教師会の研修会と叙任式へ。

 

本日、昼過ぎに成満して下山。夕方帰京。

 

無理矢理頼んで大好物の注文、、、

 

祇園、「いづう」の小鯛雀寿司。

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「いづう」の棒寿司の包装の掛け紙は木版画で四季折々で違う。

今回は春らしく、、、

もう少ししたら桜か?

 

ちなみに一月にも買ってきて貰ったが冬景色、、(一月の棒寿司)

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中身は白板昆布に包まれずっしりと、、、北海道産の真昆布。

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注文の時に何も言わないと昆布一枚のままだが今回は食べやすいように12切れに切ってもらっておいた。

 

綺麗な小鯛の雀寿司

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一月の時は知恩院から近い祇園の店に私が予約したが本日火曜日は定休日で四条烏丸の大丸へ予約した。

 

ちょうど出来てから六時間少々で一番酢飯と小鯛が昆布と馴染んだ時間に食べられた。

 

京都は江戸時代から若狭湾からの鯖街道で運び保存の利くお寿司は「鯖寿司」が有名。

小鯛雀寿司はどちらかと言えば大阪かも、、大阪は押し寿司が名物。

 

京都で老舗と呼ばれるのは江戸時代の創業と、、

この「いづう」も天明元年(1781年)とのこと。

 

贅沢にも二本も頼んだので家族でお腹いっぱい、、、

 

ご馳走様でした。 感謝


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