<< 江戸消防記念会 第四区 「木遣不動尊祭」 厳修 | main | 感謝 >>

「真棒」(しんぼう)

昨日は晴天に恵まれ江戸消防記念会 第四区の「第四 筒先・道具中」主催の「木遣不動尊祭」が厳修された。

 

昨日のブログ

 http://blog.takuzousuinari.com/?day=20161002

 

その法要の最後に御挨拶の指名があり「木遣不動尊」の経緯と説明をさせて頂いた。

 

江戸消防記念会第四区奉安の不動明王さまは右手には「三鈷剣」をお持ちになり左手には「真棒」をお持ちと、、、

 

閉式後にご参列の方から「真棒」って何なんですか?とご質問が、、

 

不動明王は一面二臂で降魔の三鈷剣(魔を退散させると同時に人々の煩悩や因縁を断ち切る)と呼ばれる剣と左手には羂索(けんさく/けんじゃく。悪を縛り上げ、また煩悩から抜け出せない人々を縛り吊り上げてでも救い出すため分銅の付いた投げ縄のようなもの)を持つのを基本としている。

 

当稲荷の木遣不動尊像は左手は「羂索」ではなく「真棒」

 

「真棒」とは江戸町火消しの頃は多くの方は建築業に携わり神社仏閣の建築の基礎工事も、、

 

その時に基礎を打ち固める為に使われた物が「真棒」

木遣不動尊の大前机の横にそのミニチュアがお飾りしてある。

3

下段、中段、最上部にも職方が乗り真ん中の太い真棒で地固め(基礎工事)をした。

若干、真棒は太くデフォルメされているが、、、

 

その名残で明治になり近代消防となっても現在の記念会各組は纏(まとい)は勿論だが

真棒を大切にしている。

これは先祖を敬うと共にこれからの安全、伝統の継承の為に。

 

1

 

2

経巻のようにも見えるが真棒を象徴、

 

境内参道の「な組 木遣塚」も中心は「真棒」

4

木製の塚も有るようだが朽ちてしまうので石造が多い。

 

今から約300年前の享保4年(1719年)徳川幕府八代将軍吉宗公の時代、

時の町奉行大岡越前守忠相公の唱導で「いろは四十八組」の町火消が江戸に制定され、さらに翌年、  本所・深川に南・北・中の十六組が生まれた。

 

「な組」もその一つで「六番組」に所属で小石川方面を管轄した。

明治以降、江戸消防記念会では第四区二番組となった。

 

その為「元六番組」「元六睦」の会合は六にちなみ毎月6日に澤蔵司稲荷書院で開催されている。
 

 

先人を尊ぶ石塚でも有るのでそのような意味を込めお詣り頂きたい。


コメント
コメントする









calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
新着ブログ
ブログ内 検索
月別 過去ログ
最近のコメント
links
profile
others
mobile
qrcode