今晩は深川、長専院不動寺の新年の護摩供
長専院の住職は浄土宗の僧侶になる傳宗傳戒道場、浄土宗で有りながらお互いの寺では護摩供の厳修があるので40数年前(昭和50年)に護摩の修行も同行。
長専院・不動寺では今まで「正五九」(正月・5月・9月)の17日には護摩法要が厳修されていたが数年前からお正月の本日のみになった。
不動堂山門
午後5時15分頃に到着したが冬至から一ヶ月が経とうとしているが薄暗くなっていた。
護摩堂向拝
先代住職は大正12年の関東大震災と昭和20年の大空襲で二回本堂を焼失、、
不動堂は鉄筋コンクリート造でかろうじて戦災の消失は免れた。
不動堂内陣
午後7時からの護摩供では左側の太鼓を約45分間ほど叩く、、
阿弥陀経(護念経)一巻、般若心経は数十巻、、そのごお不動様の陀羅尼文、、、
もう40年以上、この護摩供では太鼓を叩いているがだんだん疲れを感じるようになってきた、、、、
祭り太鼓のように全身を使わないので上半身のみの鍛錬、、、、、
護摩の炎に近いが寒いせいで汗はかかなかった。
前後するが到着してすぐに長専院ご本尊様にも御挨拶。
戦災後に再建されたご本堂。
先代住職は多目的に使えるようにステージ風に、、、
日舞のお稽古等にも利用できた。
数年前に現御住職が耐震を兼ね大修理をなさり須彌壇と内陣の境には虹梁を設置して立派になった。
内陣板の間の襖を表装した「五葉松」の衝立は元々は本尊様の場所と内陣の板の間を仕切る襖だった。
今晩は護摩供のあとご本堂で不動講の方々の新年会。
内陣の仏具等は片付けられ日舞や落語の清興が有るのでこのような設えに、
毎日、新年の行事が続く、、、 明日は法類寺院での初観音祭、