10年以上前に親戚から貰ったインド菩提樹。
最初は幹の太さが人差し指か親指ほどの若木だった。
奈良や京都のお寺で大きく育っているのは中国 シナノキ科の菩提樹。
インド菩提樹はクワ科の菩提樹で葉の先が髭のようになるのが特徴。
しかし日本の冬にはとても弱い。
植木鉢に副住職と植えたが冬場摂氏5度を下回ると幹や枝が凍傷になると、、、
小さな鉢の時は冬場に霜注意報や雪の予報が出ると玄関内に移動していた。
成長してだんだん大きな鉢に植え替え寒い時は書院玄関の軒下に避難させていた。
数年前に大きな鉢に植え替え、、
もう重くて動かせなくなり冬場も玄関先に出しっぱなしに、、
大きくなり軒下に避難させる事も出来なかった。
昨年、境内整備で植木屋さんが入った時に旧・社殿跡の築山(月山)に路地植えを依頼。
冬場の寒さに心配したが昨冬は雪も積もらず春を迎えた。
冬は緑の葉のままで過ごすが4月下旬頃から枯れて落ち代わりに今頃になると新芽・新葉が芽生える。
インドでは常緑樹と思われる。
葉の先が髭のように、、、一説には葉に落ちた雨水が流れやすくなる為とも、、
なんとか根付いて欲しいものだ。
インドではお釈迦様がお悟りを開かれたブッダガヤには大きな原木の菩提樹がある。
昨年のブログ http://blog.takuzousuinari.com/?day=20160814