澤蔵司稲荷の「鎮守の杜」(文京区保護樹林)の霊窟のお社(御堂)が老朽化で屋根・柱等全てが朽ちてしまっていた。
痛々しい姿でお詣りの御信者様からもご心配頂いた。
やっと目処が立ち元通りの姿を取り戻す工事が決まり本日は解体の御祈願。
痛々しかった。(奥の御堂)
倒れないように板で養生されていた。
本日午前10時過ぎから本堂修復工事でお世話になった地元二番組組頭(第四区総代)、同じく素晴らしい腕を持つ大工さん、作業に携わる方々が集まり霊窟のお社なのでお騒がせしますと解体の御祈願。
本堂側から、、これだけ高低差がある。
副住職と共に祈願衣とお袈裟で、、
樹木の伐採も一本有るのでその御祈願も、
完成後は鳥居も整備予定。
御祈願後、午前中は沢山のお狐さんや飾り付けの片付け。
午後からはいよいよ解体作業開始。
改めて見ると倒壊防止にこんなにも補強の板が、、、
新しいお社も屋根は唐破風で同じような姿に。
柱は手前側は左右一本づつだったが四本に変更。
部材は檜(ひのき)材になる模様。
崖の凸凹の墨石等により設計図が引けず現場合わせのような微妙な作業になるようだ。
解体して蛙股が腐食していない場合は再度利用する予定。
作業・工事の安全も祈願。
PS 18:30 記
仕事から戻ると職人さんは帰られたと伝えられお穴様へ
すっかりお社は取り壊されていた。
こんな霊窟を拝見するのは初めて、、、