<< 江戸町火消 元・六番組 定式(月例会) | main | 本日は本所・華厳寺 お施餓鬼法要での説教席と関係寺院先代様の年会法要 >>

巣鴨 専修院 お施餓鬼法要 説教席

自坊と兼務寺のお施餓鬼法要は先月末に厳修。

お施餓鬼の法要は教義的には期日(日にち)規定がないので特に戦後はお盆の頃から気候の好い五月に厳修するお寺が増えた。

特に東京地方は5月の法要が圧倒的に多くなった。

 

15年以上前から5月8日は巣鴨 専修院のお施餓鬼法要厳修前の説教席を頂戴している。

御先代同士は同年代で親交を頂き現住職とは学生時代から半世紀のお付き合い。

特に青年会活動はいつも一緒だった。

現在は副住職同士も同世代で共に活動をしている。

 

東日本大震災以降、節電も含めクールビズも定着。

我々も本来は6月1日からが夏衣への衣替えだが前倒しで5月から夏衣(絽や紗)が多くなった。

 

しかし本日は4月下旬から夏日も有り暑い日もあったが一転して今朝は小雨交じりの空模様で気温は13度程だった。

ニュースでは5月としては10年ぶりの涼しさで3月中旬の気候と報じていた。

出かける時は果たして例年通り夏衣で良いのか迷った。

 

本日が私にとっては今年初のお施餓鬼法要でのお説教席。

 

専修院山門入り口脇の無縁塔。毎年の事だが藤棚の花も終わっていた。

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実は一昨年の4月末に自坊の境内整備のおり見つかった「板碑」

板碑は戦国時代の鎌倉期から南北朝、室町時代に武士の間で板碑(石塔婆)の奉納が鎌倉街道沿いに盛んに行われたと伝わる。

 

見つかった自坊の一枚は南北朝 北朝暦應四年(1341年)と鑑定された。

感激したのは浄土宗第七祖聖冏(繊月)上人がお生まれになった年に造立奉納されたと判明。

 

本日の専修院さまのお檀家さまの何人様かは小石川傳通院を会所(会場)に800年御忌記念の地元 豊島組主催の五重相伝会や授戒会にもご参加下さっているのは存じ上げていた。

傳通院の前身である壽経寺は聖冏(繊月)上人の開山。

その為、五重相伝を確立された第七祖聖冏(繊月)上人のお話しも交えようと考えていた。

 

正午過ぎに到着すると本堂では落語の清興中だったので参道付近の歴代墓と共に昨年偶然遭遇した専修院さまの板碑にもご挨拶。

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阿閦如来を主尊に下段は文殊・普賢菩薩の梵字が読み取れる。


20年ほど前に地元、豊島区の教育委員会が調査をされこの板碑は乾元二年(1303年)鎌倉期の建立との事。

豊島区の文化財にも指定されている。

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自坊の板碑もそうだが字の如く厚さは7冂の薄い石塔婆。

考古学的には「板碑」と呼ぶジャンルとお聞きしたことが、、

 

昨年、お説教の席で直前に遭遇したお話しをさせて頂いたが本年もご説明申し上げた。

こんなにも偶然な出来事で何かのお導きのような感慨を覚えた記憶が蘇った。

 

時間も迫ったのでご本堂へお詣り。

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例年通り清興は柳家小袁治師匠の落語の高座。

 

私はお説教席のみなので法要の開始直後を撮影させて頂きおいとま。

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お導師による本日の法要の趣旨を述べられる「表白」の奉読

 

山門を出たら教育委員会の掲示板が、、

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お読みになりにくいので改めて、、、

 

専修院

専修院は、元和3年(1617)に(一説に慶長2年=1597)開山である得蓮社業誉上人迎阿弁教和尚が江戸の浅草新寺町(現台東区松が谷1丁目)に創立した浄土宗の寺院であり、正式には正業山専修院迎接寺という。本尊は阿弥陀如来である。
その後、東京府による市区改正事業のため、明治41年(1908)に浅草区北松山町61番地から北豊島郡染井888番地(現在地)に移転し、現在に至っている。この土地は、江戸時代に多数の植木屋が集住していた上駒込村を代表する伊藤伊兵衛の屋敷跡と考えられ、平成9年4月から6月にかけて実施された埋蔵文化財発掘調査では、おもに植木屋が繁盛した江戸時代後半の遺構が発見された。建物の礎石や地下室のほか、溝や生垣を何度も作りなおした跡などがあり、広い敷地の中を区切って利用していた様子がうかがえる。さらに縄文土器も出土しており、周辺に縄文時代の遺構が広がっていることも確認された。
境内には、伊兵衛に関係するとみられる寛永18年(1641)造立の宝篋印塔をはじめ、乾元2年(1303)造立の板碑、富士講先達の元祖である藤原角行や浄瑠璃の富本節家元である富本豊前掾代々の墓など、多くの貴重な文化財が残されている。

          東京都豊島区教育委員会

 

 

参列のお檀家さまも法要後にはお墓参りを済ませ「板碑」をお詣りしてお帰りなられたのでは、、

 

出かける前は連休開けで多忙だったのでお昼の食事抜きだった。

早速、頂いてきたお弁当を、、

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お檀家様も召し上がるお昼のお弁当(お齋 おとき)、

掛け紙には豊島組教化分団編纂の「食前のことば」が、

「みほとけと 天地の恩恵(めぐみ)ありがたく 南無阿弥陀佛 いただきます」

有りがたく頂戴した。

 

お陰様の一日、、

 

 


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