昨日の深川・長専院不動寺の「護摩供」に続き本日は法類の小石川・真珠院での毎年恒例の初観音祭に出仕。
本日の初観音祭は正午からなので午前11時半前に到着。
山門横には「雪吊り」が、、、
真珠院御本堂
御本堂建築と外構工事の時に参道は「二河白道」に拘られた。
御本堂は 向拝側が円形で後ろ側が方形の上から見ると馬蹄形状の珍しい構造。
参道左手には大きな石像の聖観音様
観音祭はお檀家様や出仕僧は堂内でお待ちするが御住職はこの聖観音様の前でご回願してから本堂正面の向拝から入堂する。
傍らには可愛い雪よけの設えが、、、
多分中は「牡丹」だったかな??
真珠院内陣
導師座の上の天蓋(てんがい)「人天蓋とも呼ばれる)はクリスタルの天蓋。
お檀家様がお座りになる外陣は床暖房が効いていて打ち合わせは外陣で済ませた。
初観音祭らしい設え。
ちょとご覧になりにくいが普段お檀家様がお詣りしている弥陀三尊様の前には本日のみのお前立ちの観音様がお出まし。
初観音祭との事で普段の法要ではあまり読まない(読誦 どくじゅ)しない観音経普門品や太鼓での般若心経を読誦して無事に厳修.
その後、お檀家様は書院に移り新年会。
乾杯の後、講談や落語の清興も有ったようだ。
出仕の我々は控えの間で歓談して失礼をした。
窓からは書院からもご覧頂ける内庭にも雪つりが、、、
お檀家様をお迎えするお心遣いが行き届いている。
今月はこれからも初地蔵尊祭や法類での不動護摩供など新年の行事が続き御本堂でのご相談もままならず、年始の御挨拶も遅れている。
明後日の20日には澤蔵司稲荷本堂で江戸消防記念会所属 第四筒先・道具中の護摩供と大盃の儀が執り行われる。
本年は節分追儺式豆まきは2月3日(日曜)。
2月2日は暦の上では初午ですが翌日3日の節分豆まきの舞台が本堂 向拝に完成しているので本年に限り澤蔵司稲荷の「初午祭」は二ノ午2月14日に変更になります。
ご案内をお送りしますがお間違えの無きようお願い致します。